数値地図5mメッシュ標高データ


アースダイバー」の巻末資料を眺めていて東京都内の5mメッシュの標高数値地図*1国土地理院から発行されていることに気付いた。何だ。それならそうと先に言ってくれ。それさえあれば「アースダイバー」なんかいらんのだよ。(←ウソ。大げさ)慌てて国土地理院地図センターまでCD−ROMを買いに行った。要らないと言ったのに店番をしていたおばちゃんが「でも決まりですから」と言って強引に領収書を切ってでかいハンコを押してくれる。さすがお役所。
いそいそと帰ってきてパソコンを立ち上げ二万五千分の地図と合成して表示*2してみると…都心の立体地形図がモニターに表示された!

▼浜松町上空より愛宕山芝公園方面を望む

長いこと謎だった都心の地形(土地の起伏)*3が次々と目の前で明らかにされて行く! …嬉しい。こんな地図が欲しかったんだよ、昔から。

こうなると一万分の一の地図の数値地図も欲しくなる。
早く刊行してくれ、国土地理院!!

《追記》新全体図
その後、標高によって色分けする方法によって、5mメッシュ・データとカシミールから、山手線内全域をカバーする地形図を新たに作成しました。
http://d.hatena.ne.jp/tach/20060514/1147601489
今のところ自分的には都心の地形の「謎」はこれで殆ど解決してしまったような気がして、大層気に入っています。(でもやっぱり一万分の一の数値地図は欲しい)もしよろしかったら、ご参考までにどうぞ。(2006.09.29)

*1:10cm単位の標高データ。

*2:かの有名な立体地図表示ソフト「カシミール3D」を使用

*3:都心部は道路と建物が密集しているので地図上で等高線をたどることが困難