Google Earthの驚異

何を今頃といわれそうな話だが、昨夜、ふと思い立って Google Earth を自分のパソコンにインストールしてみた。
最初の印象は「Google Map とたいして違わないじゃないか。まぁ、ユーザーインターフェースは快適かな?」ぐらいのものだったが、シフトキーを押しながら矢印キーを押したとき世界が一変した… 文字通り地面がぐっと傾いたかと思うと、次の瞬間、地上千メートルの中空に浮かんで斜めに大地を見下ろしている。こうしてみて初めて山が立体として表示されていたことに気付く。矢印キーの操作で自由自在に飛び回れるし、完全にフライトシミュレーターのノリだ。
しばらく富士山の回りをぐるぐる飛び回った後、一気にニューヨークへジャンプ。ビルディングのボックスをチェックするとマンハッタンにニョキニョキと摩天楼が生え並び、その間をしばし曲芸飛行。そのままハドソン川に出て一路タリータウンまで北上すると、20年前に自分が住んでいた家が見えてきたので大感激。すごいよ、これ! Google Map なんかとは別次元のもんだよ!
その後も、インドネシアの島々に連なる大火山群の火口を鑑賞したり、ミャンマーから海岸づたいにインドまで飛んでみたり、グルジアの丘陵地帯を彷徨ったり、ブリュッセルの街並みを眺めたり…
…堪能した。本当にこれはすごい。自分がまるで「神の視点」を手に入れてしまったような錯覚に陥ってしまう。
以上、今更ながらの体験レポートでした。