ミラーリング体制を整備

Logitec 耐衝撃コンパクトタイプ USB 2.0 外付型HD 250GB

Logitec 耐衝撃コンパクトタイプ USB 2.0 外付型HD 250GB

総容量120ギガバイトの内蔵ディスクの空きが残り3ギガになってしまった。
テキストデーターの容量は大したことがない。やはりデジカメで撮った写真と音楽ファイルが容量を圧迫し、しかもどんどん増えてゆく。*1
常識的に考えればこまめにCD−ROMに焼いて移し替えてゆけばいいということになるのだが、実のことをいうとこのCD−ROMに焼くという作業が大嫌いだ。わりと時間はかかるし、油断するとすぐ失敗するし、焼いたあとは保管場所に困り、しかも後になっていざ使おうとすると何処にしまったか分からなくなって家中ひっくり返して探し回り、ようやく見つかった頃には疲れ果てて肝心なことをする気力も失せている。
やっぱりデーターはパソコンの中に入れておいてすぐアクセスできるようにしておかなければパソコンを使っている意味がない。
と言うことで、ハードディスクを増設することを決心した。
調べてみると例によっていつの間にか愕然とするほど安くなっている。250ギガの外付けディスクが一万円からあるではないか。今から十五年ほど前に生まれて初めて買ったハードディスク(外付け)が容量僅か100メガで10万円だったことを考えると隔世の感がある。*2だって値段は十分の一で容量は2500倍ですよ。つまり単位当たりのコストが二万五千分の一に下がったことになる。
しかも送風ファンがついていないので、昔のハードディスクに較べるとウソのように静か。
これを利用しない手はない。
250ギガの外付けディスクをまず一台買って、これに音楽と写真を移し替えたら70ギガを越える余裕が出来た。テキストファイルに関してはこれだけあれば充分だろう。いくらキーボードを叩きまくって文章を量産したところで死ぬまでかかっても使い切れないかも…(気持としては書いて書いて書きまくり使い切ってみたいけど…)
更にこのテキストファイル全体のコピーを外付けディスクに置き、ミラーリングをすることにした。つまり、パソコン本体の方でテキストファイルを修正したり、削除したり、新規作成したりすると、それが外付けハードディスクに置いたコピーの方にも自動的に反映されるようにした。結果として常にバックアップが作成されていることになる。これでバックアップの手間暇から解放されるばかりでなく、ハードディスクが突然お亡くなりになって、それまで作り上げてきたものが一瞬にして消えてしまうという、あの(パソコン歴の長い者なら必ず味わうことになる)恐怖からもついに解放されることになった。何と喜ばしいことだろう!
しかしまだ写真と音楽のバックアップがない。世の中にたった一つしかないあの瞬間を捉えた思い出の一枚が一瞬にして消えてしまうこともまた、世の習いとはいえ、耐え難い悲しみであることには変わりない。音楽ファイルも修復は可能だがライブラリーの規模が大きくなっているだけに、同じものを作り直そうとするとかなりの手間と時間がかかる。そんなことに貴重な人生の時間を浪費してイイものだろうか?
というわけで、更に一台同じハードディスクを買足し、写真と音楽に関してもミラーリングをすることにした。
今やデーターのアクセスとバックアップという2点に関して、我がパソコンは最強である。
気分が良い。
天気も好いのでこれから散歩に行くことにする…

*1:他にも天文シミュレーションやら電子地図やら画像加工ソフトやらお絵かきソフトやら弾けもしないキーボード練習用ソフトやら使えもしないプログラミング言語やら普通の人のパソコンにはまずインストールされていないであろう余計なソフト類がめったやたらと山のようにインストールされている。

*2:僅か100メガに10万円払うというのは今からすると信じられないことかもしれないが、当時の100メガは途方もない大容量だった。何しろフロッピーディスク100枚分ですから。「100メガも、いったい何に使うんですか?」とパソコン屋のオヤジに不思議そうに言われたことを思い出す。当時から自分は全てのデーターがパソコンの中に入っていてすぐにアクセスできる状態にないと我慢できないたちで、フロッピーディスクの抜き差しにウンザリしていたのだ。