宮台真司の感想が聞きたい−昭和天皇は親米だった?

昭和天皇に対する敬愛」と「反米」を公言している宮台真司がこの記事に対してどんな感想を持ったのか聞いてみたいよーな気がした。(軽く無視? それとも、あのときのアメリカと今のアメリカは違う?)

昭和天皇が占領終結後から70年代にかけて、日米の外交官や米軍幹部に米軍の日本駐留継続を希望し、米国の日本への援助に謝意を表明するなどの発言をしていたことを示す米公文書が、米国で相次いで見つかった。
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53年4月20日、離日する同大使夫妻との昼食の席で「朝鮮戦争の休戦や国際的な緊張緩和が、日本の世論に与える影響を懸念している。米軍撤退を求める日本国内の圧力が高まるだろうが、私は米軍の駐留が引き続き必要だと確信しているので、それを遺憾に思う」などと述べた。そして、ソ連と中国の指導者への不信を表明する一方、台湾の蒋介石総統が同大使に示した日本・韓国・台湾の反共提携構想に好意的な反応を示したという。
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62年10月31日付のジェイコブ・スマート在日米軍司令官からフェルト太平洋軍司令官あての電報によると、前日の皇居広庭での園遊会天皇は、列を離れてスマート司令官に近づいてこう述べた。「最近の出来事を注意深く見ていたが、平和的な結果に安心した。米国の力と、その力を平和のために使ったことに個人的に称賛と尊敬の念を持つ。世界平和のために米国がその力を使い続けることを希望する」
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72年3月2日付と推定される駐日米国大使館発米国務長官あて電報では、ニクソン米大統領の訪中直後の同日、アーミン・マイヤー駐日米国大使と会見した天皇は、同大使の「米中接近と世界の緊張緩和にもかかわらず、米政府はアジアの平和にとって日米関係ほど重要なものはないと考えている」との発言に「目に見えて感動し、感謝の意を表した」という。
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…しかし、まぁ、昭和天皇って立派に「政治家」だったんですね。…あったり前か…