Musical Baton(ミュージカル・バトン)
id:sitebbiwさんからバトンを渡されました。せっかくなので、浮いてしまうことは承知の上で以下コメントします。(…やっぱりミスキャストでした、id:sitebbiwさん、ごめんなさい…)
- Total volume of music files on my computer:(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
- 24.9ギガバイト。クラシック・洋楽・邦楽それぞれ8ギガバイトずつ。懐メロばっかり… もはや私は過去に生きている?
- Song playing right now:(今聞いている曲)
- 今この時は無し。ちなみに最近のヘヴィーローテーションはブルックナーの交響曲第8番第三楽章。演奏はカラヤン指揮ベルリンフィル。これ→ブルックナー : 交響曲第8番ハ短調
- The last CD I bought(最後に買ったCD)
- ブルックナー交響曲第8番。演奏はクナッパーツブッシュ指揮ミュンヘンフィル。カラヤンのような「邪道」ではない「正統派ブルックナー」だと聞いて買ったのだけど…ブルックナーというよりか、これじゃまるでワーグナーじゃん… これ→ブルックナー:交響曲第8番
- Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me:(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
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- バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲
- 16〜7歳の頃、あのアブナーイ年頃、毎晩寝床で聴いて涙にむせびながら眠りについた。←異常。一種の音楽精神療法ですね。おかげで自殺も人殺しもせず生き延びてオヤジになりました。めでたいことです…なぁんてことはないだろう、バカ野郎!
- 24 Preludes & Fugues, Op. 87
- それから30年後、夕陽の射し込む部屋でたった一人この曲を聴いていると、我が人生はついにここまで荒みきってしまったのかと暗澹たる思いに駆られます。しかしもう涙も枯れ果てた。虚脱感あるのみ。
- バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)
- これもまた自分の十代に決定的な影響を与えた一枚ですが、しかし今はもう「単なる思い出の曲」に過ぎません。懐かしいだけであの頃の感動は甦らない。…人生って不思議ですね。こうやって人間は大切なものを次々と失ってゆくんですね。最後に、自分自身を失って、「はい、これまでよ」とか…
- ショスタコーヴィチ:交響曲10番
- 人生に倦み疲れ精神が金属疲労で崩壊寸前になると突如として心に染みいり始めるこの音楽。この暴力。この荒廃。このねじくれた憎悪。怒り。そして虚脱感。やっぱり時代は今ショスタコーヴィチ!…かどうかは知りませんが、こんな音楽に共振してしまう自分は本当にこれでいいんでしょうか? 不安だ… *1
- ジス・イズ・アニタ
- AMラジオから流れてくる古いレコードみたいなこの歌声を聴いているとそれでもやっぱり心がふと和んだりして… たわいのない歌詞。愛だの恋だの、これまた、たわけたことを… つまらないもの、取るに足りないものに対するささやかな「愛着」が沸々と湧き上がってくるようなこの感触。でも、洒落た言い回しだよな。昔の人ってみんな頭が良かったのかなぁ… そして「大人」だったのかなぁ…
…激しく疲れてるなぁ、この頃…
- Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す 5 名)
- 尚、この後更に5人にバトンを回さなくてはいけないそうですが、当方、お友だちが殆どいないので*2不可能です。そういうわけでこのバトンはここで終わりになります。済みません…
…と、終わりにしてしまうのはなんなので、一人だけ、ライブドアのブログに住んでるラミ犬さんにトラックバック送ってみます。ちゃんと送れるのかな? (ラミ犬さん、突然トラバってすみません。→参考「Musical Baton」 もし気が向いたら続けていただけますか? 本当に気が向いたら… こんなの「不幸の手紙」みたいでイヤだというのであれば、放っておいてくださっても結構ですから、もちろん…)
*1:ところでここだけの話ですが、ネット上でショスタコーヴィチのファンサイトを回ってみると、クセが強いというか、良い意味でも悪い意味でも「強烈な性格」の人が多いですね。差し障りがありそうなのでリンクをここに貼ることは控えておきますが、興味のある方は試しに検索エンジンを使って一回りしてみることをお薦めします。そんな暇な人はいないかもしれませんが、でも、やっぱり私はものすごく楽しめました。
*2:id:sitebbiwさん、id:nyaofunhouseさん、id:dice_queさん、この3人に既に回っているなら、これ以上回す先など思い浮かばないです、私。