他の人たちのミュージカル・バトン(回答)を眺めて思う

みんなネットを通して知り合った友人で何らかの「趣味の共通性」で結びついているはずなのだけれど、それでも挙げている曲のうち、知ってるものが1つか2つぐらいしかない。要するに自分の音楽的教養が狭い?

http://d.hatena.ne.jp/sitebbiw/20050613#p2

「お、YMOなら知ってるぞ!」と思ったものの「小学5年生」の時?! 自分は既に「大学生」だった… 改めて年齢の差を思い知ったりして… もちろんゴダイゴも知ってますが、「銀河鉄道999 」は「敵」でしたね、当時の自分にとっては。アニメに「転んだ」のはファースト・ガンダムからだし…

http://d.hatena.ne.jp/dice_que/20050615#1118770758

知ってるのはスティーヴ・ライヒ。一番良く聴いたのは「18人の音楽家のための音楽」asin:B00005FHQ2←何か音楽として中身が詰まっているというか充実してるなっていう感じ。あんまりライヒらしくないよーな気がする「管楽、鍵盤と弦楽のための変奏曲」ライヒ:管楽、鍵盤と弦楽のための変奏曲も実は結構好きだったりして←海上を駆け抜ける疾風のような生々しい生命の感触。でもid:dice_queさんが好きなのはそういう生々しい感じを(多分)意図的に抑えていた初期の実験的作品群なのかな…

http://d.hatena.ne.jp/nyaofunhouse/20050613/1118631948

「オタク的嗜好性」という点で一番近しいものを感じるid:nyaofunhouseさんですが、音楽に関しては知ってるのはビートルズぐらいだったりして…。ちなみに自分の回答、紹介してもらったらヒット数が跳ね上がったのでびびってます。来た人はガッカリしてるんじゃないかと思いますが、少なくともid:nyaofunhouseさんには面白いと思ってもらえたようなので、ああ、良かった… 嬉しいです。

http://blog.livedoor.jp/lamiken/archives/25437082.html

フィンガーファイブとセロニアス・モンクぐらいなら知ってます。モンクのピアノは一見たどたどしくて練習すれば自分でもこれくらいは弾けるんじゃないだろうかとついつい思ってしまうのですけど、そんなはずはないよなぁ… やっぱり…
話はワープしますが、大昔、ラミ犬さんにそそのかされて買ったビョークのジャズアルバムGling-Glo Gling-Glo 、昨日何となく久々に聴いたんですよ、よりによってアニタ・オデイのあとに… そしたらやっぱりこれはジャズじゃないなって… アニタ・オデイはいくらはすっぱに歌っているようでも、結局は「繊細」です。それに較べるとビョークは余りにも「粗暴」なのでビックリしてしまう。やっぱり「ロックな奴」なんじゃないの、この人。「ヘヴィメタ」や「パンク」でも十分いけそうな気がした。加藤登紀子が彼女を評して「狼の歌声」と書いていたけど*1、本当にそうだと思う。彼女の歌声を聴いていると、アイスランド語って「蛮人のことば」に違いないと思えてくる…←念のために言っておきますけど、けなしてるんじゃないですからね、これ。「礼賛」なんですからね。

*1:ユリイカ」特集ビョークの世界