スティング 或いはアナログの呪縛からの解放
- アーティスト: Sting
- 出版社/メーカー: A&M
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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アンプの音が変わったら化けてしまったのがこのCD。元々はアナログLPレコードを持っていた。スティングの中では一番好きなレコードだったのでかなり昔、レコード用ターンテーブルを泣く泣く押し入れにしまい込む*1のとほぼ同時にCDに買い換えた。けれど、やっぱりレコードの音は出ない。所詮、CDからレコードみたいな音を出すのは無理なんだと、長いこと(10年以上)ずっと諦めていたのだけど… アンプが変わるとともにすっかり生き返ってしまった。レコードの音がどうだったのか、正直言って、もう、思い出せない。比較は出来ないが、それはさておき、もう、この音で十分満足。
感動のあまり、ついつい買ってしまったのがこれ。
- アーティスト: Sting
- 出版社/メーカー: Polygram UK
- 発売日: 1998/11/03
- メディア: CD
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「ナッシング・ライク・ザ・サン」の方がダントツに好いことには変わりないが、こうして20年ぶりにしみじみ聴いてみると、こちらも捨てたものではない。「お軽い」けれど、何だかとってもいい「音」だ。20年前の「音」とは思えない。というより、このアルバムに関しては、20年前のLPよりも「音」が良くなったような気がしてならない…………… あれ…?
CD登場から四半世紀、LPの方がCDより「音が好かった」とずっと信じ続けていた自分も、ついに、ようやく、「アナログの呪縛」から解放されてたみたいだ…*2
*1:何しろレコード針の入手が難しくなってしまったのでCDプレーヤーに乗り換えざるを得なかった。悲しかった…
*2:じゃあ、あの「可聴範囲外の音」の理屈はどうなったんですか?と突っ込まれそうだけど、分かりません。とにかく今は自分の「肉体感覚」を信じましょう。筋は通らないけど、現時点ではそうした方が良いような気がする。また「理論より肉体的実感を優先すべきだ」などと断言すると、今度は「じゃあ、太陽は地球の周りを回ってると信じてるんですね?」と突っ込まれそう。ああ、何だか「理論」が完全に崩壊状態だ…orz