遠藤彰子展@つくば美術館


秋葉原からつくばエクスプレスで45分、遙々行ってきました、遠藤彰子展。
いやぁ、好かった、足を伸ばした甲斐があった。
簡単にいってしまえばシュールレアリスム系幻想画みたいなものだけど、でも、その「夢見る力」の激しく深いこと。4m×5m前後の巨大油絵(実際に目の前にすると殆ど床から天井までを埋め尽くす感じ)が50以上もズラリと並ぶと、そのインパクトたるや、筆舌に尽くしがたいとしか言いようがありません。
美術館のHPに掲載されている画像など足元にも及ばない。
本人のHPに載っている画像の方が幾分いいけど、でも、やっぱり、あんな写真じゃ本物の凄さは伝わらない。

今から四半世紀近く昔、1982年11月12日から1983年1月23日にかけて、東京国立近代美術館で「ベルギー象徴派展」というのが開かれました。ポール・デルボーやクノップフの絵が館内を埋め尽くしたのです。当時の自分にとっては非常に衝撃的で、今まで見た展覧会の中でも、最も印象に残ったものの一つだったのですが、その時のことを思い出してしまいました。イヤ、ホント。衝撃度という点では遜色ありません。
お薦めです。


↓この方のレポートが素晴らしいですね。絵の素晴らしさと会場の雰囲気がよく分かります。
うしとみしよぞ - 「遠藤彰子展・生命を謳う」

とにかく、このblogを読んでいるつくばの人間は必ず行きましょう。波長が合わない人もたくさんいると思いますが、280円くらい出し惜しむもんじゃありません。波長が合えば、かなり幸せな気分になれると思います。たぶん私はもう1,2回見に行きますよ。

全く同感です。と言うか、つくばの人でなくても行く価値はあると思います。場所はつくば新線の終点「つくば」の駅前から歩いて2〜3分。