神奈川県高校美術展 その他

第53回高校美術展が開催中です。
県内の高校96校から653点の作品が出品されています。今年度から「映像メディア」部門も新設され、表現の幅も広がっています。ぜひご覧ください。

会期 11月28日(火)〜12月3日(日)ただし最終日は15時30分まで
会場 神奈川県民ホール・ギャラリー

芸術の「原液」みたいのを期待して散歩の途中で覗いてみた。わりと下手くそな奴が多いな、というのが正直な感想。スマン。m(_ _)m でも、技術的にはともかく、おやっと思わせる奴もいるよね。
驚いたのが、オヤッと思って名前をみると、殆どが女性の作品だったこと…
近頃の(或いは近い将来の?)美術界は女性優位なのか、はたまた、自分の好みが女性的なのか?


以上は絵の話だが、他には陶芸作品がわりと面白かった。陶芸って案外自由なんだな。こちらは男性優位かな…?


都内でもこんな高校生の作品展をやっていたら覗いてみたいなと思った。*1


《追記》
上記「芸術の「原液」みたいのを期待して」の一節に関連して。
自分が「高校生の絵」に何を「期待」しているかについては、大槻ケンヂの長編小説「新興宗教オモイデ教ISBN:4041847028 からの次の一節をご参照下さい。

教室では時が止まったように静かに過ぎてゆく。
放課後、僕は美術室へ入りびたり、原色の絵の具をキャンパスに塗りたくった。
その絵を見た、校内で一番年老いた美術教師は、
「爆弾みたいな絵だな」
と言った。
絵の具で汚れた手を、また水道で洗う。いくつもの色が混ざりながら流れ落ち、渦を巻いて吸い込まれてゆくのを見つめ、見つめながら、声を出さずに、僕は少しだけ泣いた。

そういえばこれも見に行かなくては…
高校生とは全然雰囲気が違うだろうな…

東京芸術大学大学院映像研究科の新港校舎(横浜市中区新港2、TEL 045-210-9297)で12月1日から3日までの3日間、同研究科のグループ展「OPEN STUDIO vol.3おもしろさへの焦点」が開催される。





写真は日本大通イチョウ。紅葉してた。いや、黄色いんだから黄葉か?(写真日記)

*1:調べてみたら、やっぱりありますね、来年の2月になると東京都美術館で全国のやつ(http://www.craypas.com/event/zenni/zennippon.html)と都内のやつ(http://www.soumu.metro.tokyo.jp/09hatijou/e/e-news/e-news051220tenrankai.html)がある。