「パンツを脱いだサル」の書評
- 作者: 栗本慎一郎
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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マスメディアでの書評は無理だろうと思っていたのだけど、産経新聞で出たみたいです。*1
…前略… 自己増殖する貨幣。それが世界事象を引き起こし背後でうごめく「パンツの王」だと著者は断じている。五千兆円もの資金が世界の市場を跳梁(ちょうりょう)する。世界総生産は最大でも三千五百兆円だから、「格差」と対立をいやでもつくりださなければならない道理だ。それを「世界資金資本主義」と著者はよぶ。そしてそれをコントロールする資金資本家の伏された源流へ、突進して切開する。…後略… (太線強調は引用者による)
…が、しかし「資金資本家の伏された源流」だって? 何だよ、それ?
やっぱり「アシュケナージ」=「偽ユダヤ人」と書いたらヤバイとは思うのだけど…それにしても「及び腰」というか「腰が引けてる」というか…カッコ悪いぞ、田中紘太郎! というか、その「ユダヤ陰謀史観」をこの人はどう判断するのだろう? 私? 私は栗本慎一郎の書き方には同意できない。「貨幣の運動原理」に従属し、その体現者として行動しているのはユダヤ人だけではないのだから…
*1:例の2chの栗本スレッドで知りました。