岡崎京子の魅力

女のケモノ道

女のケモノ道

彼女の真骨頂はむしろシリアスさと“笑い”の混ざり合った表現にあると思う。

…同感。更に言えば「pinkpink (MAG COMICS)や「リバーズ・エッジリバーズ・エッジ (Wonderland comics)だって、単純にひたすら「シリアス」なんじゃなくって、そういう側面が複雑に絡まり合って、そこから「微妙な味わい」が生まれている。そこのところが「世間」では「単純化」されて受け取られている傾向はあるかもしれません。…と言うか、「pink」や「リバーズ・エッジ」にそういう側面を読み取ることを「拒絶」している(としか思えない)よしもとばななの「解説」もはっきり言って非道い「単純化」じゃない? 読んでいてとっても引っかかりました。