中沢新一「僕の叔父さん網野善彦」

僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)

僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)

アースダイバー」を読んだ勢いでついつい読んでしまう。
正直言ってなかなか感動的な本だった。
特に最後の方になると不覚にも目頭が熱くなる。今まで読んだ中沢新一の本で一番いい本だったんじゃないのかなと思う。

…自分もついに最後まで騙しおおされしまったのかな? 叔父さんと交わした会話が余りにも出来すぎていて嘘くさいという感想を(ネット上で)見かけたが、確かにそんな気もするし、「あとがき」にも本人がちょっと弁解じみたことを書いていた… やっぱり「小説家」になった方がいいんじゃないかな、中沢新一