有川浩「塩の街」

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

「海の底」海の底がちょっと面白かったのでデビュー作を読んでみる。才能の片鱗は見えるがまだ調子が出ていない感じ。書いてるものと書くべきものがまだ何か違うだろう、という気がする。もっと評判のいい「図書館戦争図書館戦争と「空の中」空の中に期待してみたい。それにしても自衛隊だの警察だのが大活躍。それから未知の生物ね。この人は怪獣映画というかテレビの特撮もので育ったのではないかと思う。