古橋秀之「超妹大戦シスマゲドン」

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)

あまりにもバカバカしい本であるせいか横浜市立図書館にはどの分館にも置いてなかった*1。しかたがないので購入した。アマゾンがあって良かった。とてもじゃないけど、本屋で買う勇気はありません、こんな本…
妹コントローラーで妹を操ってバトルを繰り広げるという話なんですが…、いや、まぁ、何というか…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

あの素晴らしい「ある日、爆弾がおちてきて」のあとにこれを読まされると、半端でない脱力感が…。
古橋秀之は常々売れる作家になりたいと公言しているそうだけれど、これが売れる路線だと思っているのだとしたら違うんじゃないかなぁ… こういう作品の方がかえって読者を選ぶような気がしてならない。結果としてますます読者層を狭めてしまうんじゃないかなぁ…まぁ、実は自分もよく分からないんですけどね、近頃の世間でどんな話がウケるのかは…


残された古橋秀之もあと一冊。斬魔大聖デモンベイン―機神胎動 (角川スニーカー文庫)
ああ、でも、4月には新刊(冬の巨人 (徳間デュアル文庫))が出るんだ。
いずれにせよゴールは見えてきたぞ!

*1:今日検索をかけたら入荷(?)していた。http://www.lib.city.yokohama.jp/cgi-bin/Swwwsvis.sh?0+6131+15+1+0+206012290+0+1+0+0+1+1+1 正直言って、もう少し待てば良かった…(2006.03.16追記