写真は写真のために撮るべし

最近自分がこのブログに貼付けている写真が我ながらつまらないと感じているのだが、先ほどその理由に思い当たった。要するに「説明のための写真」を選んでいたのだ。言い方を変えれば「言葉を補足するための写真」を選んでいたということだ。
たとえば4月7日にアップした写真。木が屋上に生えている状況を説明したくてついついあれを選んでしまったのだが、実は「写真として気に入っていた写真」ではない。写真としてはむしろこちらの方が好きだったのだ。どちらもたいした写真ではないかもしれないが、自分自身に対する「正確さ」というか「正しさ」を求めてゆくとそういうことになる。
写真は言葉を補ったり、何かを「説明」するためのものではない。少なくとも自分が写真を撮る動機はそうではない。写真は写真のために撮らなくてはつまらない。(写真日記