村上ファンド立件

結果、旧体制が勝った。本来なら置き換わる存在になるべき人材が、体制、あるいはこの社会に何らかの礎を築こうと考えず、踏ん張らなかったのだから、反体制、犯罪者の汚名を持って社会的死を宣告されるのも仕方がない。

村上世彰がここに書かれたほどの「人材」だったとは思えないが、…でも、この社会はこのままでいいのか?
市場経済化」を礼賛する気はない。
けれども、従来の経済・社会体制を汲々と守り続けるだけでことが足りるとは、どうしても思えない。


日本が「法治国家」ではないこと、「法」の適用が「恣意的」で「due process」なんてものが元から存在していないということ、要するに「偽物の近代市民社会」であることを、(ホリエモンのときみたいに)またもや見せつけられることになるのだろうか…


何だか嫌気がさしてきた…