桜坂洋「ALL YOU NEED IS KILL」

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)

ライトノベルのつもりで手に取ったら完全にＳＦだったのでビックリ。自分のような老ＳＦオタクには、筒井康隆の「しゃっくり」（時間のループ。「東海道戦争」ISBN:4122022061。）とトマス・ディッシュの「人類皆殺し」ISBN:4150102015（異星人による地球改造と人類駆逐）を混ぜてハインラインの「宇宙の戦士」ISBN:4150102309（ミリタリーＳＦ）で仕上げた作品のように見えてしまう。そこが懐かしくて嬉しいのだけど、いかにも年寄りじみた感想だな、これじゃ…
しかし、まあ、ここに描かれた日本軍と米軍の関係は、さすがに今の作品だなとは思う。

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