マトン・ビリヤニでマトン堪能

午後六時、ちょうど池袋に居たのでパキスタン料理店「マルハバ」で評判のマトン・ビリヤニ(羊肉のピラフ)を食す。
池袋駅の西口に出てホテル・サンシティー池袋の左脇の通り(文化通り)をひたすらに北上する。辺りにひとけが無くなって本当にこんな所で大丈夫なんだろうかと不安になり始めた頃に左手前方に「スーパーホテルCity池袋北口」なるホテルが見えてきたら、その道を挟んだ正面が「マルハバ」。
ネット上に散見するレポート通り、パキスタン人と思しき客が一人いるだけで、ガラーンとしている。本当にこの店大丈夫なんだろうか?という感じ。
運ばれてきたマトン・ビリヤニは皿に山盛り凄い量。しかもマトンの量が半端じゃない。骨付きの奴までゴロゴロ入っている。
「不味かったら悲惨なことになるな…」と恐る恐る口に含んでみると美味い!
マトンなんて臭くて食べられないという人も多いと思うが、インド料理やパキスタン料理に出てくる上等なマトンは全然違う。まず、あの臭みが全然ない。柔らかくて、まろやかでコッテリとした旨味がある。自分もインド料理がきっかけで病みつきになるまではまさかマトンを好きになる日が来るとは夢にも思わなかった。この店のマトンもそんな上等なマトンだった。素晴らしい。
米もちゃんとしたインディカ米。ネットで読んだところではパキスタンの米を使っているという。塩気と辛さは抑え気味だが、香りはしっかりとついている。カルダモンが丸ごと入っていた。
…しかし、量が多い。ひょっとして一合分ぐらいあるんじゃないか? いくら美味くても最後の方はさすがに辛くなってきた。存分に堪能した。もう当分はマトンはいい、という感じ。(多分単品で頼んだからだな。もっと安いランチのセットで頼めばもう少し少ないんじゃないかと思う、多分。)


パキスタン料理店「マルハバ」紹介レポート
http://allabout.co.jp/gourmet/ethnicfood/closeup/CU20050331A/