古橋秀之「冬の巨人」

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もう出ないと思っていた本が今頃になって急に出た。急に出たせいかどうか、今現在、アマゾンにはリストされていない。もう、本屋の店頭には並んでいるというのに… (とりあえず楽天へのリンクを張っておく。)
果てしない吹雪の平原を歩み続ける巨人の背中に建設された都市が終末を迎えるというお話でした。ちょっと緩くしたカオスヘキサ系。
…久々に「古橋秀之らしい古橋秀之」を読んだと思った。
カオスヘキサ系独特のダークなコクは何だか今ひとつだなと正直言って感じた。長年それ系のを書かなかったのでちょっと調子が出ないんだろうか? でも、自分はこの方向の古橋秀之が好きなんだけどなぁ…