カメラ買いました

Hi, it's me!
ども、tachです↑
(ウソです、『デスノート』に出てくる死神のフィギュアです。コカ・コーラのオマケ。)

トートツですが、新しくカメラを買いました。

小さな安物のカメラですけどね、バカにしてはいけません。腕さえ良ければ安物のカメラでもちゃんとした写真が撮れるのです。論より証拠、ここ見てください→http://www.flickr.com/photos/gori-jp/397597736/ ←ヨソの人が撮った写真ですけれど、いいじゃありませんか、これ。見とれてしまいましたよ私は。おかげでこのカメラを買う踏ん切りがつきました。
他にもこのカメラで好い写真をモノにしている人たちがたくさんいます。ホラ、flickrのExplore photos taken with the PowerShot A710 ISっていうページに掲載されているヤツを見てください。こんな小さなカメラで撮ったとは思えないようなステキな作品ばかりです。


前のカメラ(Konica Minolta DIMAGE A1Konica Minolta DIMAGE A1)も結構気に入っていたのですけれど、たった一つ、致命的な欠陥がありました。ホワイト・バランス(要するに発色)が不安定なんです。うまく嵌ると絶妙の色が出るんですけど…ホラ、これ↓なんか結構いいでしょう?
20041106b
…でも、こんな風にうまく嵌るのはマレで、普段はものすごく色が地味。特に好く晴れて太陽の光が燦々と降り注いでいるようなときがダメ。かえってくすんだような冴えない色になる。
↓これなんか、そのいい例です。
Today's flower on the roadside
この日はものすごく好い天気の日だったのですけれど、写真に撮ってみたら、何だ、このくすんだ空の色は? 露出不足? でも、これ以上露出すると今度は色が飛んでしまうんです。

結局、薄暗くて湿っぽいところでしか上手く撮れないみたい。生まれついての「日陰者カメラ」? でも、薄暗くて湿っぽいところばっかり撮っていたらイイカゲン気が滅入ってきませんか? しかも結構頻繁にホワイト・バランスが発狂してとんでもない色になってしまう。要するに気難しくてつき合いづらいヤツなんですよ。それでも最初のうちは、ときおり吐き出す絶妙な色加減に惹かれて、一生懸命機嫌をとっていたんですけれども、段々とつき合うのに疲れてきた…

で、かなり前から買い換えを考えていました。とにかく色が派手で透明感があるヤツ、それでいてホワイト・バランス(発色の調整)が安定しているヤツがいい。となると、これはもう、キヤノンしかありません。いわゆるツウの人たちが「あんなのは写真じゃなくて塗り絵だ」と揶揄するキヤノン画質ですが、私は「一般人」だからその「塗り絵」が結構好きだったりして…

で、ネットに公開されている作例をいろいろ眺めているうちにEOS 20DCanon EOS 20D ボディ単体 9442A001かその後継機種のEOS 30DCanon デジタル一眼レフカメラ EOS 30D ボディ EOS30Dあたりがいいんじゃないかという気がしてきました。

で、カメラ屋にいって現物を手に取ってみたのですけど…

何これ! でかすぎる!! 重すぎる!!!

あくまで散歩のついでに写真を撮る、というスタンスの自分にはこんな巨大なモノを持ち運びする根性はありません。あっさり挫折しました…

で、そんなときに出会ったのがこのカメラだったわけです。

まずマクロ。冒頭の『デスノート』のフィギュアHi, it's me!です。同じフィギュアを前のカメラで撮ったヤツと見比べてもらえば分かりますが、こちらの方がずっと近くまで寄れる。(被写体に1cmまで近寄れる) このカメラで好い作品を撮る人はやっぱりこのマクロを生かしている人が多いですね。


an Islamic dome and Crescent
横浜税関の建物。手持ちで撮りました。手振れ防止機能が効いてます。色もド派手でナイス。これがキヤノンの「塗り絵」色です。


Red Brick Warehouse
横浜赤煉瓦倉庫。露出時間が1秒なのでこちらはさすがに三脚使用。よく見るとノイズが相当に出ているのですが、ド派手な色に惑わされて(自分的には)あまり気になりません。ナイスです。

以上、取り急ぎご報告まで。(写真日記