三浦半島南部海岸裏道周遊

とりあえず概略地図と詳細地図、それに写真をアップロード。後日説明文追記の予定。尚、本日の走行距離は地図によると40キロだが、ブロンプトンの距離計によれば47キロ。誤差にしては大きすぎる。自分が走ったつもりのコースと実際に走ったコースに実は食い違いがあるもよう。やっぱりGPSを買った方がいいかも。

▼概略地図
青い線が今回のコースです。クリックすると拡大されます。
三浦半島南部周遊コース(青線)


▼詳細地図
緑の右向き▽をクリックするとコースの再生が始まります。



▼本日の写真
クリックすると拡大されます。

三浦市南下浦町松輪付近三浦市南下浦町松輪付近
海が見たかったのでYRP野比駅で電車を降りて三浦海岸沿いに南下。道なりに進み長い坂を登って松輪の台地の上に出ました。高台なので海から離れてもちゃんと海が見えています。房総半島の上に連なっている白い雲の塊がいいですね。(map:x139.6699y35.1547
三浦市南下浦町松輪付近三浦市南下浦町松輪付近
進行方向の道の先にも海が見えている。海に向かってペダルを漕ぐのは大変気持が好いです。内陸部からもこんなに海が見えるなら何も我慢して車の多い三浦海岸を走る必要はなかったな、と、ちょっぴり後悔。(map:x139.6704y35.1528
大浦海岸大浦海岸
海水浴場として穴場だという話を聞いてどんなところなのかと興味を掻き立てられ寄り道してみました。でも、砂浜が狭くてあんまりイイ感じじゃありません。三方を崖に囲まれていて閉塞感がある。プライベートビーチみたいでいいという人もいるかもしれませんが、私は海に開放感を求めるからここはパス。余計な寄り道をしてしまったな、と、ちょっぴり後悔。(map:x139.6790y35.1479
三浦市白石町近辺三浦市白石町近辺
城ヶ島はパスして半島の西海岸に出てきました。ひょっとしたら白石町より先の海外町かもしれない。海の向こうには富士山が見えましたが、もう逆光になってしまって上手く写真に撮れませんませんでした。もっと早い時間に西海岸に出られるように三崎口駅まで電車で来てしまった方がよかったかな、と、またもや、ちょっぴり後悔。(map:x139.6146y35.1457
三浦市初声町三戸より富士山ズームアップ三浦市初声町三戸より富士山ズームアップ
西海岸に出たあとは海沿いの裏道を進みました。油壺を過ぎ、小網代湾の沿岸に降り、ここで一旦海を離れ、谷底の農道を進んで引橋の手前で三浦半島の尾根を走るメインストリートに合流(map:x139.6414y35.1632)。
このメインストリートをしばらく進んで引橋を過ぎたところで法務局へ通じる脇道へ逸れ(map:x139.6398y35.1677)再び海を目指しました。で、自分的には、この海へ向かう道が今回のコースでは一番好かったですね。三戸海岸に向かう尾根道なのですが、進むに従って段々と展望が開け、この辺り(map:x139.6299y35.1713)に来ると富士山と相模湾の大パノラマが目の前に広がるのです。太陽の方向が悪くて上手く写真が撮れなかったのですが、それでも精一杯頑張って撮ったのがこの写真。肉眼で見ると、本当は綺麗というか、雄大で素晴らしい光景なんです。ここはもう一度来たいと思いましたよ。
話は逸れますが、逆にナマで見ると大したことがないものが写真だと綺麗に撮れてしまうこともあります。写真って曲者ですね。写真は写真、ナマはナマ。写真は決して現実の世界の代替にはならないということですね。或いは写真というのは現実の世界とは別なもう一つの独立した世界だということなのかもしれない…って、どうでもいいことを書いてしまった…
三戸海岸三戸海岸
目的地の三戸海岸にやってきました。こぢんまりとしているけれど開放感もある好い砂浜です。大浦海岸よりこっちの方がずっと好きですね、自分的には。相模湾を挟んで正面に富士山が見えています。が、逆光なのでやっぱり上手く撮れなかった。よって写真は省略。(map:x139.6204y35.1732
黒崎の鼻黒崎の鼻
ふと気がつけば、右手には有名な「黒崎の鼻」(map:x139.6146y35.1831)が見えている。そうです。ここは「ヨコハマ買い出し紀行」の「世界」じゃありませんか。道理でな、何か好さ気だと思ったぜ。ここもまた来たい。
黒崎の鼻に向かう道黒崎の鼻に向かう道
黒崎の鼻に通じる尾根の上の道(map:x139.6233y35.1820)。正面に富士山が見える。このまま真っ直ぐ行けば黒崎の鼻に出るはずなのですが、道は藪の中に消えていました。行っていけないこともないけれど、もう日も暮れてきたので今回は省略。どうせまた来るぞ。
余談です。この尾根の上に続く真っ直ぐな道、何と皆さん、第二次世界大戦末期に作られた飛行場のあとなのだそうです。作ってはみたものの海からの風が強くて使い物にならなくて、米軍も接収してくれず、農地に還ったとか…ダッセー話。
荒井漁港荒井漁港
その後、和田義盛の記念碑と「ソレイユの丘」を経由して再び海岸までやって来ました。本当は荒崎公園まで行きたかったのだけど、いよいよ日が暮れてきたので断念。どうせまた来る。
写真は荒崎の手前、荒井漁港(map:x139.6038y35.1975)。
漆山湾漆山湾
日中は霞んでいた富士山もいよいよくっきりと見えてきました。場所はよく分からないんですけれど、多分漆山湾(map:x139.6059y35.1992)辺りじゃないかな? これで本日の第一目標である「三浦半島から富士山をたっぷり眺める」は達成できました。
新宿湾新宿湾
でも、どんどん暗くなってくるんですよ。灯台に灯がともりました。これもよく分かんないんですけれど多分新宿湾(map:x139.6115y35.2064)辺りだと思う。
というわけで、タラタラ走っていたら、御幸浜の少年工科学校前(map:x139.6288y35.2083)に来たときには辺りは真っ暗。逗子まで走って横須賀線で帰ろうと思っていたのに、まだ20キロもある。
ここでやおら取り出したのはAUの携帯電話。GPSを利用した道案内サービス「EZナビウォーク」ですぜ、旦那。天にかざして人工衛星の神託を問えば「京急三浦海岸駅に行きなさい」とのお達し。ここは三浦半島の西海岸。一方、三浦海岸駅東海岸三浦半島を東西に横断しろと言うのか!、と一瞬驚きましたが、何と道のりは4キロしかない。おお、三浦半島はこの辺りでこんなに幅が狭くなっているんだ!、さすがナビウォーク!、と、喜び勇んで進路変更を決意したのでした…
でもね、知らなかったんですよ、ここから恐怖の体験が待ち受けているとは…。
続きは、あとで。

(写真日記)