「はやぶさ」やっぱり失敗?

小惑星イトカワに着陸した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は7日、11月26日の着陸時に表面での試料採取はできなかった可能性が高いと発表した。

発表が一転、二転、三転…(以下続く)、とコロコロ変わるのは異常。
どうしても成功させなければならないという「政治的圧力」が強力にかかっていたのかも…という気がしてきた。
宇宙開発プロジェクトは、見方を変えれば、広い周辺分野を抱える巨大経済プロジェクトで、それ自体が「利権」の温床だからな… 単なる「美しい夢」ではない。それが現実だ。
科学技術開発振興の宣伝塔に祭り上げられてしまった「地上に墜ちてきた宇宙飛行士」毛利衛さんの口がひん曲がってしまったのも、それとは無関係ではあるまいと私は思っている。今はだいぶ回復してきているみたいだけどね、一時は本当にひどかった。当時、テレビに映し出された毛利さんの口は明らかにひん曲がっているのに、それは強烈なストレスが引き起こした神経の異常の印に他ならないのに、誰もそのことに触れようとはしない、そういう日本の社会の「空気」というものに、「嫌悪」と「恐怖」を抱いたのですけどね、私は。こんなとき、日本は嫌な国だぜと、つくづく思う。