GPSを首から下げて歩き回った話


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一ヶ月更新していないのでとにかく書く。
自分以外の人間にとってはどうでもいい話だろうが、今日の散歩の話など。
吉田アミの個人誌「吉田マガジン」で大島弓子特集をやっているというので散歩ついでに買いに行った。
首からハンディGPSをぶら下げて家を出る。
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ハンディGPSを知らない人のために解説しておくと要するにカーナビのようなものだ。人工衛星の電波を捉えて現在位置を算出し、行き先まで案内してくれる。カーナビと違う点は首から紐でぶら下げられるほど小型であるという点と、実際に移動した経路データーを保存してパソコンに読み込み上のようにグーグル・マップの上に貼り付けたりできるという点。
家を出て駅に向かって歩き始めたときからスイッチを入れていたのだが、なかなか人工衛星の電波を補足しない。ようやく現在位置が確定したのは電車に乗ってちょっと走った辺り。でも浜田山を過ぎた辺りからまた電波が途絶えてしまい、その後は吉祥寺で降りるまで全然回復しない。…って思いっきりどうでもいい話だな。
最初に行ったのは吉祥寺のバサラブックスストリートビュー
ミニコミコーナーを探しても見あたらないので店番をしていたメガネのニイチャンに尋ねてみたが要領を得ない。携帯で電話をかけてどこかに確認していたがそれでもやっぱり分からない。「まだ入荷していないのかもしれません。売れ切れたのかもしれません。お時間いただければ調べてご連絡しますけど」
吉祥寺は大島弓子のご当地だから良く捌けてもう売れ切れてしまったのかもしれない。手間をかけてわざわざ売り切れを確認して貰うのも無駄なような気がする。
というわけで次の心当たり、中野ブロードウェイタコシェに中央線の快速電車に乗って移動。
それにしても、足を運ぶたびに思うのだが、中野ブロードウェイは濃い。こんな場所がこの世に実際に存在しているということが信じられない。秋葉原や池袋の乙女ロードもそれなりにたいしたものだけれど、中野ブロードウェイは密度と濃度と深さで他を圧倒しているような気がする。このアジア的混沌。しかもこの同じ建物の上層階が青島幸男も住んでいた高級マンションになっているという。実際に上に上がってこの目で確かめたことがないので真偽の程は知らないが、でもやっぱり信じられない話だ。こんな怪しいオタクのマーケットと高級マンションが同じ建物の中に同居しているなんて…
更に驚くのはそんな場所が土日ともなれば人でごった返しているということ。見るからにオタクという連中ばかりでなく、カップルや子ども連れまで、「少女漫画雑誌付録専門店」とか「コスプレ衣装専門店」とか「フィギュア専門店」の並ぶ中を行ったり来たりしているのを目の当たりにすると、ニッポンはやっぱりスゲー国だと思う。
なもんだから「吉田マガジン大島弓子特集号」も難無く見つかる。
帰りは中野から明大前までトボトボ歩く。
直線距離にして3.5キロ。しかし道は曲がりくねっているので実際に歩く距離は5キロくらい。
明大前を目的地に設定してGPSの指し示す方向へひたすら歩いていたら1時間ほどでたどり着いてしまった。GPSがなかったら絶対に途中で迷子になってしまうところだ。
GPSは面白い。元はといえばサイクリング用に買ったのだけれども結構色々な目的に使える。
歩いた後はビールが美味い。
美味いのでついつい飲み過ぎる。今日の文章がおかしいとしたら酔っぱらったまま書いているからです。
眠い…
「吉田マガジン」は明日読もう。
以上、報告終わり。
おやすみなさい。