古橋秀之「ケイオス・ヘキサ三部作」絶版か？！

ブラックロッド (電撃文庫)

ブラッドジャケット (電撃文庫 (0176))

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)

「ライトノベル☆めった斬り!」で三村美衣が「ライトノベル史上オールタイムベストワン」と絶賛していたあの「ケイオス・ヘキサ三部作」、
眉に唾付けながら図書館で借りて読んでみたら本当に素晴らしかったあの「ケイオス・ヘキサ三部作」、
その後の「古橋秀之作品行脚の旅」の出発点ともなったあの記念すべき「ケイオス・ヘキサ三部作」、
そろそろ古橋秀之にお賽銭して本棚に並べておこうかとアマゾンコムに行ったら注文できない。
「ブライトライツ・ホーリーランド」は「在庫切れ」と表示されている状態だが、「ブラックロッド」と「ブラッドジャケット」は表記無しで絶版臭い。
慌ててビーケーワンに走ったら、「ブラックロッド」はやはり「現在お取り扱いできません」状態ではあるものの、「ブラッドジャケット」と「ブライトライツ・ホーリーランド」は「２〜３日以内に発送可」になっていたので速攻で注文した。…が、本当に届くかどうかはまだ予断を許さない。今にも「商品を確保できませんでした」などというお詫びのメールが来るのではあるまいかと怯えている。


しかしまあ、「古橋秀之は売れない」という話は聞いていたが、あの日本ＳＦ史上に残るべき隠れた名作「ケイオス・ヘキサ三部作」を絶版にするのかよ？！
もし本当にそうだったら、出版社側の事情は分からないけれど、元ＳＦオタクとしては許せない、という感じ。市場経済の原則に反する再販制度を特例として認められている出版社は「日本文化に対する責任」を負ってるんじゃないのか？
断固抗議したい。

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