悪夢

間違った電車に乗ってしまった。気がついてみれば、それは「ユーミン記念特別列車」とやらで、東京駅を出発してから一路湘南を目指してノンストップで走り続けるのだ。車内には大音響でユーミンの曲が鳴り響き、乗客は、全員、躁状態となって騒ぎ続ける。自分は悲鳴を上げて乗車口まで逃げてゆくが、走行中の電車のドアが開くはずもない。もはや完全に追詰められた状態。いったいどうしたらいいんだ…
…と思ったら目が覚めた。
1970年代から80年代にかけての自分の状況を戯画化したような、あまりにも出来すぎた夢だったのでしばし唖然。
どうしてこんな夢を今頃になって見たのか、さっぱり分からない。
とにかくこのウソみたいなホントの夢を見たことを記録しておく。


≪追記≫(2006.6.25)
そういえば岡崎京子も書いていた。(「くちびるから散弾銃」MON.26th,Mar.(1990)「サカエ・棄国子女をめざす」

あたし 日本捨てます。だって もうやなんだもん 日本とか 東京にいるの。みんなさー 買いものばっかしてるし、ユーミンばっか きいてるしさー。みんな同じカッコしてるし。最近 TVも雑誌も世の中もつまんないし…