三浦半島岬巡り東岸編その1

晴れた空に誘われて三浦半島東岸の岬巡りをしました。京急に乗って横須賀中央駅へ。駅で自転車を組み立ててあとは海沿いの道をのんびりと同じく京急久里浜駅前まで走る。帰りはまた電車です。具体的には下図参照。例によって右斜め上に表示されている右向き▽印をクリックするとコースが再生されます。

横浜は貿易港ですが、横須賀は「軍港」です。
街行く外人も殆どが米国の軍人もしくは軍関係者。横浜や東京で見かける連中と違って態度が大きい。いかつい体格に鋭い目つき。ひょっとしてイラクアフガニスタンで人殺して帰ってきたところかもしれません。それを完全に否定しきれないところがすごいところですね。
中高生の服装も何か崩れていておっかなそうに見えるのは気のせいでしょうか?
偏見?
でもイイじゃないですか、ここは横須賀なんですから…

横須賀市うみかぜ公園


横須賀市うみかぜ公園
最初に立ち寄った場所。結構市街地の中心部に近い位置にある公園で、市民の気軽な憩いの場という感じ。バーベキューする人やら釣りする人やらで賑わってます。map:x139.6830y35.2773
馬堀海岸入り口


馬堀海岸入り口
うみかぜ公園をあとにして海沿いの道を東南東へ更に進むと馬堀海岸にたどり着きます。その入り口にあるのがこのカッコイイ道路標識。map:x139.6986y35.2640
馬堀海岸


馬堀海岸
イイですよ、この道は。海際を真っ直ぐな道が2キロ近くも続いているのです。またゆっくり来ても良いな、この海岸。map:x139.7050y35.2636
君津の製鉄所


君津の製鉄所?
対岸の房総半島に見えるこの構造物。多分、君津の製鉄所だと思うけど、確証は無し。撮影地点はそろそろ走水に入ったこの辺り→map:x139.7238y35.2624
横浜遠景


横浜遠景
露出が不足していて見難いのですが同じ地点から見た横浜みなとみらいの高層ビル群。房総半島より遙か彼方に霞んでいる。撮影地点→map:x139.7238y35.2624
走水港


走水港
三浦半島走水は今でこそひなびた小さな漁村ですが、古代に於いては房総半島へと渡る交通の要衝地だったとか。「古事記」や「日本書紀」にも東征に向かうヤマトタケルがここから房総半島へ渡ったと書かれているそうです。map:x139.7310y35.2641
観音崎京急ホテルのボードウォーク


観音崎京急ホテルのボードウォーク
ホテルの周囲に巡らされた海際の遊歩道。ここからの眺めは気分爽快。map:x139.7378y35.2617
東京湾海上交通センター


東京湾海上交通センター
観音崎にそびえ立つこの塔は要するに東京湾の管制塔だとのこと。名物の観音崎灯台より実際ははるかに目立ってます。map:x139.7434y35.2578
墓所観音崎


墓所観音崎
観音崎の崖下に沿って海際の遊歩道があるわけですが、その傍らに墓地が! 海と空が眩しい分だけ影もくっきりと濃く深い。原始的な信仰の世界において岬というのは聖なる場所だったと中沢新一が言ってますが、聖域=死に近い場所と言うことで、元々は埋葬地だったのかも。map:x139.7446y35.2578
観音崎灯台


観音崎灯台
観音崎名物。崖の下の遊歩道から見上げて撮影。遊歩道から登ろうとすると、まず断崖絶壁に刻まれた階段を上って崖の上に出なくてはなりません。重さ十キロの自転車を抱えていたので登るのはあきらめました。
観音崎の磯


観音崎の磯
海岸は岩だらけ。これは中でも特に風情のある岩です。map:x139.7461y35.2566
観音崎の謎の物体


観音崎の謎の物体
昔の灯台か軍事施設のあとでしょうか? map:x139.7472y35.2535
観音崎突端広場


観音崎突端広場
観音崎の突端部は広場になっていてなにかの記念碑が建っています。バックは対岸の房総半島の鋸山。でもね、金網で囲われていて入れないんですよ。しかも、金網には威嚇するように「蝮注意」の看板が! map:x139.7462y35.2537
観音崎トンネル


観音崎トンネル
遊歩道の最後に待ち受けているトンネル。何か不気味。map:x139.7451y35.2543
観音崎の謎の物体その2


観音崎の謎の物体その2
先ほど撮った謎の物体を90°違う方向から撮ってみました。map:x139.7473y35.2535
観音崎自然博物館周辺の公園


観音崎自然博物館周辺の公園
遊歩道を抜けてしばらく行ったところにある公園。見晴らしが良いのに誰もいない。map:x139.7433y35.2523
愛車ブロンプトン


愛車ブロンプトン
公園に誰もいないのを幸いに愛車の記念撮影。map:x139.7433y35.2523
風になびく木


風になびく木
観音崎自然博物館の建物を挟んで公園の反対側まで来たら人がいました。それにしてもこの木。ここではいつも強い南風が吹いているのでしょうか? map:x139.7416y35.2518
浦賀港


浦賀
観音崎の南はペリー来航で有名なあの浦賀港です。袋状の湾で、ここはその入り口近く。西岸の小さな桟橋です。山になっているのは対岸、つまり浦賀港の東岸。その対岸の山の麓で祭をやっているのが見えるでしょうか? map:x139.7213y35.2394
浦賀港の祭


浦賀港の祭
対岸の祭をズームアップ。浦賀は横須賀「市」の一部ですが、何だか漁村の村祭りという雰囲気でした。多分この辺りじゃないかと思う→map:x139.7230y35.2408
灯明崎


燈明崎
江戸時代の灯台跡。建物は近年復元されたもの。浦賀港のその先の小さな岬にあります。江戸時代にこの灯台を作るとき、人骨がゴロゴロ出てきたとか。江戸時代は処刑場だったとか。真偽の程は分かりませんが、何か尋常ならざる場所ですね。map:x139.7291y35.2328
東京湾フェリー


東京湾フェリー
更に隣の久里浜港までやって来ました。フェリー埠頭まで行ってみるとちょうど東京湾横断フェリーが出航するところでした。map:x139.7150y35.2206


写真日記