イスラエルがイスラム指導者の殺害に使う五寸釘ミサイルの話が凄すぎる件について

カリスマ性のある政治指導者を殺す際は間違いなく死んだことが分かるような形で殺さなくてはならないという話からつながる余談なんだけれど、その余りのおぞましさに仰け反った。

そのへんが一番怖いことやってるのがイスラエルなんですよ。イスラエルはよくそのハマスとか、イスラム原理主義組織、過激派の指導者を殺すときには特別ミサイルを使うんですね。それは、ミサイルの先に目が付いてるんですが、簡単に言うと大きな五寸釘なんです。爆発しないんです。それが、眉間にあたってパーンと脳を貫くんですよ。」

野村「はあーっ」

佐藤「それで釘が一本入ったまんま死んじゃうんです。」

野村「へえーっ」

佐藤「そうすると、顔がちゃんと壊れないままで、眉間に穴が開いてると。これはたしかに死にましたっていって写真とか映像出すことができるんですよ」

アナ「そんなピンポイントで当たるもんなんですか」

佐藤「あるんです。ようするにその、ガザとかそっちの上空のところにいつも、イスラエルのヘリコプター飛んでるわけなんですね。それ携帯電話使うでしょ。そうすると携帯電話の番号で合わせてこいつの携帯だってことでしゅるしゅるっとミサイルが飛んでくとその先に目が付いてるんですね、ミサイルに。顔を識別して眉間にあたるんです。」

みんなもテロリストの指導者になったらヘリコプターの音が聞こえるところでは携帯電話を使わないように気をつけようね。

本日の薔薇

本日の薔薇
ルーフバルコニーを花園にしようと家人が薔薇を集め始めてからしばらくたった。ならばそこにオレンジ色の薔薇を加えて欲しいとリクエストしていたのだけど、昨日、家人が買ってきたのがこれ。
家人はオレンジ色だと主張するのだが、自分の目には紅ショウガ色に見える。紅ショウガの色はどちらかといえばピンクの一種じゃないのかなぁ。
これはこれで綺麗だから別にかまわないんだけど、、、、


気がつけば10月はついに一回もブログを書かなかったのでとりあえずアリバイ作り的にアップロード。
ツイッターでその場の思いつきを断片的にアップロードしていると何だかそれだけで気が済んでしまって、まとまった文章を書く気が無くなってしまう。自分の表現意欲というものはその程度のものだったのかと、少々情けなくなる。

東京時層地図

一週間ほど前、「東京時層地図」なるiPhone/iPod touch用のアプリが発売されて、自分を含めた地図オタクたちを熱狂させているので報告しておきたい。
参考リンク:東京時層地図の口コミがアツい!
要するに都心部の古地図帳なのだが、同一地点の複数の古地図を次々に切り替えて表示することによって時代ごとの変遷を簡単に確認できるようになっているところがチャームポイントだ。詳しくは下記のリンクを参照のこと。
参考リンク;明治から現代までの東京を時間軸で切り替え――「東京時層地図」
その機能と魅力については上記のリンクで十分に語り尽くされていると思うので、自分はただ一点だけを強調しておこう。
このアプリには都心部の5mメッシュの標高データが組み込まれている。すなわち単体で買うと7,500円もする10cm単位の詳細な標高データが1,500円*1で手に入るのだ。
確かに単体の標高データーと違って他の地図と合成表示したり、標高ごとに色分けしたりという細かな操作ができないが、こちらは簡単に持って歩き回れるところが素晴らしい。
一見平坦なように思える都心部も実は山あり谷ありで起伏に富んでいる。普段は地上をびっしりと埋め尽くす建物に覆われてなかなか確認できないその地形の秘密がこのアプリさえあれば一目瞭然。もう一つの新しい世界が目前に広がるはず。
というわけで、都心に通勤通学居住するすべての人にお勧めしたい。
参考リンク:東京時層地図ホームページ

*1:ただし10月末日まで。それを過ぎると2,500円

山岸凉子に背負い投げを食らった件

バレーものだという理由だけで敬遠していた山岸凉子の『テレプシコーラ』第一部を今頃になって読んだ。
何気なく手に取ったら冒頭から物の怪というか妖怪というか『孔子暗黒伝』で諸星大二郎描くところの「餓鬼」さながらのバレリーナが転校生として登場してくるのでようやくのことで普通のバレーもののマンガじゃないんだということに気がつかされたのだ。
だってそうだよな、あの『日出処の天子』の山岸凉子だもな…
バレーものの少女漫画を読み始めたどこの誰が児童ポルノの撮影現場まで連れて行かれると予想できるだろう?
これだけでもう山岸凉子は立派な人非人である。


…ところがこの異相の天才バレリーナは途中で物語から文字通り遁走してしまう。
代わってバレー学校を主催する母親の下で育てられる美少女姉妹(もちろんバレリーナ)が話の主軸となってゆく。こちらは当然のことながら異相の天才バレリーナがそのうちあっと驚くような形で再登場するに違いないと期待して読み進んでゆくのだが、いつまで経ってもいっこうにその気配はない。
これじゃスポ根漫画じゃん。スポ根ものとしては面白いからいいか…。でも、これって、羊頭狗肉のたぐいだよな… いくら山岸凉子でもバレー少女漫画に児童ポルノじゃ過激すぎて路線変更を迫られたのかな…


…などと思いながら最後の第10巻に取りかかると…見事な背負い投げを食らいました…orz


すみません。甘かったです。これ、少女漫画でもスポ根漫画でもなかったんですね。


思いっきりネタバレを覚悟で書くのだけど、確かにこれ以外の展開はあり得ない。
自殺者の心理があまりにも精緻かつリアルに描かれているので慄然とするばかり。苦難から立ち上がる兆しが見えたかのように思えるその一瞬が危ない。
「私はバレリーナ以外のものになってはいけないの?」とつぶやく姉が正直言って怖い。
家族の、特に母親の言動が娘を自殺へ追い込んでゆくのだけれど、これもリアルだよなぁ…
ビルから飛び降りて身体はぐちゃぐちゃ、顔だけ綺麗って、何それ、悪趣味すぎない…


山岸先生、あなたはそこまでやるんですか?
ものの見事な背負い投げを食らった私は、その場に投げ出されたまま身動きも出来ず、ただ呆然と空を仰いで腑抜けのようにつぶやくばかりであります。
以上。お粗末。

エヴァと獺祭

beers
先週の土曜日、家人の高校の同窓生四人が我が家に集まってホームパーティー、と言えば聞こえがイイが実態は「飲み会」を敢行した。これがガンガン飲んでケンケンガクガクの議論を繰り広げるという完全に昔風の学生ノリ。みんな五十過ぎなのによくやるよと言うか、気がついてみれば結構激しく酔っぱらっている。
wines
まあ、これだけ飲めば無理もないか…


で、本題はこれから。
みんなが引き上げたあと、今日はもう何も出来ないなと言い訳しながら『エヴァンゲリオン新劇場版 破』のブルーレイを見始めたわけですよ。(ああ、恥ずかしい)

で、見つけてしまったのがコレ。
Dassai
酔いつぶれたミサトさんがしっかり握りしめていたのが、さっき自分たちが飲んだのと同じ銘柄の酒だったという、ただそれだけの話なんですけど…
すみません、つまらない話で…
でも、何か、自分としてはとてもおかしかったんです、主観的に…


ちなみに「獺祭」と書いて「だっさい」と読む(「かわうそまつり」ではない)山口県のお酒だそうです。