アニメ

エヴァと獺祭

先週の土曜日、家人の高校の同窓生四人が我が家に集まってホームパーティー、と言えば聞こえがイイが実態は「飲み会」を敢行した。これがガンガン飲んでケンケンガクガクの議論を繰り広げるという完全に昔風の学生ノリ。みんな五十過ぎなのによくやるよと言…

お台場のガンダム

お台場のガンダムをゆっくり見てみたいものだと思って平日の夕方に出かけたのだが、何とまあ、相も変わらず凄い人だった。(拡大するとガンダムの足下に人がウジャウジャといるのが分かる。) 世の中には暇なヤツが多いぜ、と、自分のことは棚に上げて、思う…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は胸のすく快作

封切りから二日遅れで見た「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は胸のすく快作だった。 堪能した。 冒頭のシーンからすっかり世界に呑み込まれ、現実の時間の経過も忘れて、あっという間に見終わっていた。 「序」の時のような「出来のいい焼き直しだねぇ」など…

true tears 劇場版 予告編(ただしMAD)

今日からニコニコ動画が貼れるようになったというのでテスト。 …あれ? ダメじゃん… 別な記法で再挑戦。 今度はダメだった方が動いて、別記法の方が機能してないぞ… まだ安定していない?

『true tears』は今年度最大の収穫?

true tears vol.1 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2008/03/25メディア: DVD クリック: 162回この商品を含むブログ (114件) を見る「もっと優しい絵が描きたい」などとふやけたことをほざいて冒頭いきなり視聴者を即死させたダメダメ主人公…

「電脳コイル」最終回

多摩川サイクリングから帰ってきてからビール片手に鍋をつつきながら「電脳コイル」の最終回を見る。 近年のテレビ・アニメの佳作であることには間違いないが、サイバーものの「SF」ではなく、ただの「児童文学」だったので、元SFオタクとしてはちょっと…

ラーメン屋とマックの戦い

古典文化が純粋で、現代文化が混然なのではない。すべての文化現象は異文化要素をフュージョンしながら発展してきたのだ。ただ古典の場合は、長い時間の淘汰を生き延び、かつて異文化フュージョンで生まれた履歴が忘却されているだけなのだ。 日本のマンガや…

「ブレードランナー」ファイナル・カット

映画観て唖然とした。ただただびっくりした。 何が? ブレラン。 いまさらのブレランだし、ファイナル・カットとか言っても、まあ完全版とかディレクターズカットとかいろいろ観てきましたし、驚きはもはやないだろう、何よりこういうパッケージの発売にとも…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版周辺情報

9月2日深夜にTBSラジオで放送された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版公開記念 深夜の緊急対談」の録音がTBSの公式ページで公開されています。 http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_31.html http://www.tbsradio.jp/life/2007/09/post_28.html http:…

エヴァンゲリオン新劇場版

自転車に乗れないのでつまらない。 気晴らしに「エヴァンゲリオン新劇場版」を見に行った。 評判通り出来は良い。 今のところは上質のリメイクというか、あくまでテレビ放映版に基づきながらそれを改良しているという感じ。テレビと本質的に同じシーンが出て…

『ぼくらの』森田宏幸監督のブログ炎上中

『ぼくらの』のアニメ、オープニング、特にその主題歌がスゴイことは既に報告済ですが、それとはべつに森田宏幸監督のブログの方もスゴイことになってます。(って言っても、これまた旧聞に属することなので既にご承知のこととは思いますが…) アニメ本編よ…

宇野常寛『ゼロ年代の想像力』

コトの起こりはこちらですね。 10年前、東浩紀さんに代表される「セカイ系」的な感性は、たしかに新しい「ニュータイプ」だったかもしれません。しかし、あれから10年経った今、「セカイ系」はむしろ時代についていけない「オールドタイプ」の感性の代名詞に…

「ぼくらの」のオープニング

偶々目にしたオープニングの出来があまりにも好かったのでついついこの春の新作アニメ『ぼくらの』を見てしまう。モロにエヴァの向こうを張った鬱系アニメで、ショッキングな要素を意図的に詰め込んでいるのがちょっと見え見えのような気もするが、いい線い…

哀愁のザク(機動戦士ガンダム)

ゴールデン・ウィーク中、娘が近所で開催されていたフリーマーケットでガンダム(というか正確に言えばザク)のフィギュアを買ってきた。「あ、ガンダム!」と思わず声に出したら、売っていたお兄ちゃんが「えっ! 分かる?」と嬉しそうに奥から次々とフィギ…

スペオペにはクラシックがよく似合う(涼宮ハルヒの憂鬱)

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2006/06/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 154回この商品を含むブログ (363件) を見る 「涼宮ハルヒの憂鬱」(第11話「射手座の日」)を見て…

宮崎吾朗って…!?(ジブリ世襲)

ジブリ世襲問題にからみ本ブログでは何かと辛く当たってきた「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗だが、雑誌「サイゾー」の記事を見てビックリ! とにかく見て! 宮崎吾朗ってこんな顔してたんだ! 驚きません? http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0606/ijinkij…

「交響詩篇エウレカセブン」終了

今更書くのも何だが「交響詩篇エウレカセブン」が終わった。 正直言って結末に落胆。途中、レムの「ソラリス」でもやるのかと思ったのだが、最後は正反対の地点に着地してしまったように見える。というよりも最初から「ソラリス」など目指していなかったのだ…

富野由悠季新作アニメ「リーンの翼」第一回

監督ももう歳だし、いい加減枯れて来ただろうと予断をもって臨んだら、たたみかけるような展開と外連味たっぷりのド派手な演出に終始圧倒され続けた。ううん、これは老獪な「技術」の勝利だな、決して「内容」ではあるまい、と、何だかちょっと悔し紛れにつ…

ジブリ世襲「黒幕」鈴木敏夫インタビュー

スタジオジブリの新作「ゲド戦記」の内幕、というより「ジブリ世襲」の内幕について、鈴木敏夫が語るインタビューが2つ、ネットで公開されている。 世界一早い「ゲド戦記」インタビュー 鈴木敏夫プロデューサーに聞く 世界一早い「ゲド戦記」インタビュー(…

アニメーター吉田健一

前三分の二の怠さがウソのように一ヶ月ほど前から快進撃を始めた「交響詩篇エウレカセブン」だが、ネットで再配信されている最新の回を見る*1うちに、「オレって、ひょっとしたら吉田健一の絵って好きかも…」と気がつき始めた。「吉田健一」といっても、吉田…

ジブリ世襲ジュニアによる「ゲド戦記」のアニメ化は原作者に対する背信行為?

原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンは、1968年の出版以来、映画化を完全拒否。ジブリも断られ続けたが、「千と千尋の神隠し」が米アカデミー賞長編アニメ賞受賞など世界各国で高い評価を得ていた3年前に突然、作者の方から「映画化できるのは宮崎駿…

ジブリ世襲問題について 押井守編

本来、スタジオは創始者とともに始まって、創始者とともに終わるんだよ。だから二代目は相当苦労することになるだろうね。 「ゲド戦記」の監督が宮崎ジュニアだと発表されたのが13日。翌14日、Production I.Gのサイトに掲載された押井守のインタビューの…

ジブリが「ゲド戦記」監督は息子!

宮崎駿監督(64)の長男吾朗さん(38)を監督に起用し、米ファンタジーの名作「ゲド戦記」を長編アニメ化…(中略)… 吾朗さんは「三鷹の森ジブリ美術館」(東京都三鷹市)の館長を01年10月の開館時から今年6月まで務めていたが、アニメ製作に携わる…

あまりにも「エヴァ」な…

「逃げたらだめだ」 安倍氏の総裁選出馬に首相が期待感 「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…」©碇…

カナダ・アニメーション・パーティ

横浜トリエンナーレの中庭で星空を眺めながらアニメ鑑賞。屋外用のストーブをズラリと並べてガンガン暖めているのだがそれでも寒い。重武装して行って正解。15作品を一気に上映したが、面白いと思えたのは3つか4つぐらい*1。絵はどれも素晴らしいのだけ…

横浜トリエンナーレで「カナダ・アニメーション」上映

横浜トリエンナーレ2005はカナダ大使館、カナダ・アニメーションフェスティバル協力による特別企画「カナダ・アニメーション・パーティ」を11月25日、会場内ナカニワで開催する。同イベントは世界各地から多文化的なアニメーションが集まるカナダ・アニメー…

最近ようやく盛り上がってきた「交響詩篇エウレカセブン」

インターネットでも配信している(http://www.showtime.jp/gate01/eureka/)「交響詩編エウレカセブン」、前々回ぐらいからかな、ようやく盛り上がってきた感じ。 特に今回のエピソード27「ヘルタースケルター」。ビームス夫妻がエウレカ暗殺のために出撃…

「かみちゅ!」録画失敗

録画予約をしたのにうっかりパソコンの電源を落として眠ってしまったアホは私です。そうだよ、どうりで録画されてないはずだよ…《追記》 その後、とある、あまり人に言えないような経路を通じて手に入れた… やれやれ…→(アニメ関連コンテンツ一覧)

冲方丁の「引き算手法」とその行く末について

蒼穹のファフナー (電撃文庫)作者: 冲方丁,平井久司出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (89件) を見る 冲方式ストーリー創作塾作者: 冲方丁出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/…

「かみちゅ!」第一回

前回放送分を先ほど見た。面白いではないか… このまま続くかどうかは分からないが、次回も見よう…→(アニメ関連コンテンツ一覧)