クルーズ&アトラス使用レポート


クルーズ&アトラス
クルーズ&アトラスとは何か?
岡村製作所慶応大学理工学部の山崎信寿教授と共同開発したコンピューター作業用の椅子と机。
その基本コンセプトは革新的な低座・後傾姿勢。(詳しくはメーカーのサイトを参照のこと。)
実際に座ってみると今までに全くなかったタイプの座り心地に驚かされます。まるで浜辺のデッキチェア。
感激のあまり大枚はたいて買い込み、今日まで2ヶ月以上実際に使ってみた結果、やっぱり買って良かったという深い満足感を得ることが出来きたので、使用レポートを試みることにします。
クルーズ&アトラスを今まで知らなかった方はもちろん、存在自体は知っていたがその価格故に購入を躊躇っていた方々にも、何かの参考にしていただければ幸いです。

尚、当方が購入したのは品目の仕様詳細等は下記の通り。
名称クルーズ(デスク)アトラス(チェア)
種類基本ユニットエクストラハイバック
モデル名YM10ZZ MJ61CP27CS FDH1
仕様詳細
基本ユニット(上記写真右の中央部のテーブル)のみ購入。

サイドテーブル(同左側)・ワゴン(同右側、椅子の背の陰からちゃっと覗いている奴)・パーテンション(正面を全体的に覆っている3つの仕切り)は含まない。
フレームカラー:シルバー

シートタイプ:メッシュ

メッシュカラー:ブラック

オプション:ランバーサポート有り

キャスター:カーペット用ハードキャスター
購入価格(税抜)¥151,300¥98,500
注1)品目仕様詳細についてはオカムラ電子カタログ(2006総合カタログA)参照のこと

注2)価格は相見積をとってシビアな価格交渉を行った結果。これに加えクルーズの組立費10,000円がかかったので支払金額の総額は税込で¥272,790。

クルーズ&アトラス、ここが凄い!
快適な姿勢
身体全体を背もたれに預けて、まるで浜辺のデッキチェアでくつろいでいるような姿勢のまま無理なくキーボードが打てます。快適です。気分はリゾート(←ちょっとウソ)。こればかりは実際に座ってみなければ分かりません。是非、オカムラのショールームで試してみてください。

肉体的に無理のない姿勢
重要なことですが「快適な姿勢」がそのまま「肉体にとっても適正な姿勢」だとは限りません。最初は楽だと思っても、長く続けるうちに腰や肩が痛み始める姿勢というのもあるものです。やっかいなことにこれは少しばかり座ってみただけでは分かりません。自分はショールームで、一時間ほどキーボードの試し打ちをして、その時間内では大丈夫であることを確認しましたが、それでも不安は残りました。これが7時間・8時間となるとどうなるかは、やはり分かりませんから…。でも、今では、大丈夫であると自信を持って言えます。少なくとも自分の場合はですが、長時間パソコンに向かった場合、必ずのように襲ってくるあの不穏で不吉な感じのする鈍い腰痛からついに解放されました。

集中力が高まる
一番楽な姿勢を見つけて、その状態で自然に視線が行く場所に液晶モニターがあるような形にアームを調整してやると、画面がそれほど大きくないにもかかわらず、あたかも視界いっぱいにモニター画面が広がっているように感じられます。錯覚なのですが、人間の感覚というものは不思議です。その上、身体は寝そべるような楽な状態なので、否が応でも集中力が高まります。
美しい
意外だったのはクルーズとアトラスの組み合わせがデザイン的にも美しかったということです。クルーズの基本ユニット(デスク)は、見れば分かるようにフォルムが曲線を描いています。これだとデッドスペースが生じるし、不合理で美しくないんじゃなかろうかと最初は思っていたのですが、アトラスと組み合わせてみると、その曲線がアトラスのフォルムとバランスしていて、見事な視覚的リズムが生まれている。さすが高級品。しかも、システムのコンセプトが「低座」ですから全体に低い。そのため、設置面積をとる割に、見た目の圧迫感がない。我が家ではリビングに置いています*1が、美しいオブジェのようで、「前にあった省スペース型のパソコン・ラックよりずっとキレイ」と家人にも好評です。

機能を十全に発揮するための注意点
このようなクルーズ&アトラスの素晴らしい機能を十分に発揮させるための注意点を幾つか。
クルーズとアトラスは互いに必須
アトラスは普通の椅子と較べると座面が非常に低いので、普通の机(高さが70センチ程度)と一緒に使うのは無理です。というか、無理して使っても意味がありません。あくまでクルーズと組み合わせて使うことを前提として開発された椅子であると理解するべきです。
尚、非常に数多くの多様なオプション(サイドテーブル、ワゴン、パーテンション等々)が用意されていてフルセットで揃えると60万以上になりますが、これらを全部揃える必要は全くありません。クルーズ&アトラスとしての機能を発揮させるためにはクルーズの基本ユニットとアトラスの二点を揃えれば充分*2
アームはアームレストにあらず
よくアトラスのアーム(肘掛け)は位置が低すぎるので役に立たないということを言う人が結構いるのですが、それは「クルーズ&アトラス」というシステムのコンセプトを知らないために生じる誤解です。
確かに通常のOAチェアの場合、アームは、キーボードを打つ際に腕を乗せて支える機能を果たしていますが、アトラスのアームには最初からそのような機能が想定されていません。メーカーの説明にもあるように、あくまで椅子から立ち上がるときに身体を支えるための「手がかり」に過ぎません。
クルーズ&アトラスの場合、腕はクルーズの側で支えることになります。その意味でも「クルーズとアトラスは互いに必須」ということになります。
ランバーサポートは必須
ランバーサポート(腰を支えるための補強材)はオプションですが、自分のように腰に問題を抱えている人*3には必須アイテムだと考えます。確かにランバーサポートを付けると腰にゴツゴツと当たって快適さが幾分損なわれる感じがします。でも、試しに外して使ってみると、2〜3時間なら平気ですが、5〜6時間になるとさすがに例の鈍い腰痛が甦ってきました…。残念ながらこの部分に関しては「快適さ」と「肉体的適正さ」は完全には両立していません。しかし、自分の経験からいうと、これも使っているうちに慣れて気にならなくなります。というか、疲れてくると逆に腰にゴリゴリ押しつけていた方が気持ちよかったりして…
尚、ランバーサポートは工具無しで簡単に取り付け・取り外しが可能です。
液晶モニター用アームも必須
クルーズ&アトラスが提供してくれる快適さを十分に堪能するためには液晶モニター用アームは必需品です。先にも書いたように、一番楽な姿勢をとったときに自然に視線が行く場所に液晶モニターがあるように調整してやるためです。
専用オプションとして用意されているもの(オカムラ2006電子カタログA参照)は税込定価47,985円、実売でも3万台なので高過ぎ。他メーカーのもので十分。自分はライブクリエーターのARM-11ACヨドバシカメラ(15,500円)で購入しました。こちらの方がアームの長さに余裕があるので使い方によっては却って良いかもしれません。
フットステップもあった方がいい
上の写真でオジサンが足を乗せている「足乗せ台」です。税込定価14,490円。確かに足を真っ直ぐ伸ばして高いところに置いた方が快適なのです。自分は今のところ適当な段ボール箱を置いて足を乗せてますが、見苦しいからそのうち何かもっと安くて見かけがマシな箱のようなものを買う予定。しかし、やっぱり最初からオプションとして用意してあったものの方がデザイン的には良いかな?… でも、待てよ、自宅で靴を脱いだ状態で使う場合には金属製のフットステップは冷たくて不快かも… ここら辺はよく考えた方が良いですね。
可動ヘッドレストもいいかも…
ヘッドレスト(頭を支える部分)は固定式と可動式を選べます。自分が買った時点では固定ヘッドレストのみ。可動ヘッドレストはまだ発売されていませんでした。もし発売されていたら、当然、検討対象にしたのですが…
クルーズ&アトラスのオフィシャルな推奨姿勢は、「背中を背もたれに預けても、首だけは鎌首をもたげるように起こして、目よりホンのちょっと下に置かれたモニターを僅かに見下ろす」状態推奨姿勢のようです。こうなるとヘッドレストは休息のときにしか使いませんね。
ところが自分の場合は、背中だけでなく、頭までしっかりヘッドレストに預けて反っくり返り、目よりやや上の位置に置いたモニターを見上げながらタイプするのが一番楽なのです。はたしてこれが「肉体的に一番適正な姿勢」なのかどうかは分かりませんが、とにかくそうなると、常にヘッドレストに頭を置いていることになりますから、この部分に微調整が利くかどうかは大問題。*4
可動式ヘッドレストはただ動けばいいというものではありません。どれくらいの範囲で動くのか、どのくらい細かく微調整が利くものなのか、或いは「遊び」や「がたつき」が無くしっかり固定されるかどうかといった「微妙」な点まで重要です。こうなるとやはりショールームに行って現物を確認するしかありません。
以上の点がOKだったとしても、更に自分の場合は、今ある固定ヘッドレストを可動ヘッドレストに交換可能なのかという問題も残されています。
これらは全て今後の検討課題です。
使用目的は限定される?
手っ取り早くいえば、これはプログラマー文筆業のためのシステムですね。つまりコンピューターに向かって考え込みながら延々と長時間タイピングし続けるような人に向いたシステム
たとえばデスクに広げた資料から数字を拾いながらインプットしてゆくような作業には、後傾姿勢は必ずしも向いていないような気がします。
そこら辺のことはちゃんとメーカーのページに明記されていますね。左:インプット作業姿勢、右:思考作業姿勢左がビジネス界で伝統的(?)なインプット作業姿勢。エクセルで表を作ったりするのは結局こちらですね。それに対して右側が考えながらのタイピング作業姿勢=低座・後傾姿勢。自分も長時間パソコンに向かっていると自然と右側のような姿勢になってしまいます。その自然な姿勢をしっかりサポートしてくれる椅子こそが自分にとっての「理想の椅子」ということになりそうです。結局、それこそが、クルーズ&アトラスを選んだ最大の、そして決定的な理由です
そのどちらにも当てはまらない、たとえばコンピューター・グラフィック系の仕事をしていて、キーボードよりも、タブレットやマウスを頻繁に使う人にとって、この低座・後傾姿勢が楽なのかどうか、ちょっと分かりません。タブレットを使う分には慣れると楽かな?という気がしないでもないのですが、実際のところ、どうなんでしょう?
とにかくクルーズ&アトラスといえどもオールマイティーのシステムではありません。当たり前のことですが購入時には自分の使用目的に合うかどうか、慎重に判断しましょう。

その問題点
世の中にはパーフェクトなものはありません。問題点などを幾つか。
値段が高い(クルーズ廉価版を求む)
最初にも書いたように二ヶ月使ってみた結果やっぱりいい買い物をしたと満足しています。実のことをいえば個人的には30万弱という価格を割高だったとは思っていません。値段だけのことはあると思っている。でも、一面で、たかが椅子と机にそれだけの金を出すのは、世間的な基準から見ればやっぱり酔狂なんだろうなとも思わないわけでもない。
でも、そんなことはどうでもいいのです。問題は、やっぱり酔狂な人間の数はそう多くないだろうということで、これを岡村製作所の立場から見ると、幾ら画期的ないい製品を作っても数が捌けないということになります。より多くの消費者をその気にさせるにはコストダウンが必須でしょう。
特にクルーズ(デスク)。いい製品なんです。天板の高さと角度がワンタッチで自由に変えられる優れもの。でも、ただ単に低座・後傾姿勢を実現するだけのためだったら、明らかにオーバースペックです。もっと小型で機能を抑えた廉価版のクルーズも考えた方が良いんじゃないかな。だいたい5万円くらいのが出てきたら「ちょっとイイかも」と思いつつも躊躇っていた人たちが一斉に買い始めるかも…?
…でも、自分的にはどうでもいいんですけどね、そんなこと。だいたいみんながクルーズ&アトラス持っているようになったら「どうだ、凄いだろう?」って自慢することが出来なくなっちゃうじゃありませんか…?
初期不良(座面のがたつき
アトラスの座面は前後にスライドさせることによって「座面の深さ」を調整できるようになっています。それはいいんですけど、「遊び」があってちゃんと固定できない。測ってみたら固定したあとでも5ミリぐらい動く。購入元に問い合わせると「こういうタイプでは完全に固定することは無理なんです」などと一見(一聞?)もっともらしいことを言い始めるので「とにかく点検してみてくれ」と強引に押し切りました。分不相応な大金をつぎ込んでしまったので不安に駆られている貧乏人の迫力ですね。結果、ほぼパーフェクトになって戻ってきました。やれば出来るじゃありませんか! 初期不良ということで修理代・送料ともメーカー負担です。ご参考まで。

比較検討した他の購入候補
最後に、今回の購入に際して比較検討した他の椅子は次の通り。それぞれに熱心なファンがいるだけにネガティブなことを書くとクレームが来そうですが、結局クルーズ&アトラスを選んでしまった奴が主観的に勝手なことを書いてるんだと受け流してやって下さい。
アーロンチェア
ニューヨークのミュージアム・オブ・モダンアートにも展示されているという最も有名な定番です。見ての通り素晴らしいデザイン。機能的にも高い水準にあり、これで肩凝りや腰痛が治ったという人も少なからずいる。自分も最初は迷わずこれを買うつもりでした。…が、しかし、実際に座ってみたら違ってました。「矯正チェア」と言うのは言い過ぎかもしれませんが「正しい座り方」を「強制」する椅子で、自分の好きな「後傾姿勢」を許してくれません。「健康になりたいなら酒を飲むな」と言われてるようなものですが、「酒が飲めないなら健康なんて意味なんかあるか!」(あくまで喩えです、あくまで…)ということでこれはパス。(でも、パソコンではなく、紙と筆記用具で書き物をするんだったら、自分的にも多分この椅子で決まりです。)
エルシオ
後傾姿勢を前提にパソコン作業用にデザインされたOAチェア。これこそ自分のために作られた椅子だぜ!と喜び勇んで座ってみたら、なるほど、物凄く快適なのですが、腰のサポートの甘さが気になりだしました。ネットを回って評判を確かめてみると、5〜6時間は平気だが、10時間座ったらさすがに腰が痛くなったという証言があった*5ので、やっぱりな、という感じ。10時間も座るというのがそもそも間違っていると仰る方もいるでしょう。全くもっともなご意見です。しかし自分が探しているのは10時間にも及ぶ「奴隷的重労働」にも耐える椅子なのです。どうせ「奴隷」ですから。座り心地重視の貴族用OAチェアということでこれもパス。
リープチェア
内田洋行ショールームまで座りに行きました。(エルシオほどではないにせよ)後傾姿勢を許し、尚かつ腰を強力にサポートということで、クルーズ&アトラスに出会わなければ、これにしていたと思います。
オープン・アップ
秋葉原のリビナ・ヤマギワで座ってみたら素晴らしい座り心地。かなりの後傾姿勢で腰もサポートしてくれるし、Work assistant というヤツと組み合わせて使うと、カッコイイじゃありませんか。そそります。けれど値段も、高級OAチェア群の中においてさえ割高感がぬぐえないほど高いし、10時間に及ぶ「奴隷的重労働」に耐えるかどうかも今ひとつ定かでなかったのでパス。…エルシオが「座り心地重視の貴族用OAチェア」とすれば、これは「インテリアとしての外見重視の貴族用OAチェア」ですね。

関連リンク集(オマケ)
OAチェア関係のリンク集。
ワーキングチェア総合スレッドWiki
基本知識がまとめられています。
2chワーキングチェア総合スレッド
好きな人が集うところ。
クルーズ&アトラスの購入レポートもありました。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kagu/1134488401/374-407

以上です。
繰り返しになりますが、あくまでご参考までということで。
質問等ありましたらコメント欄へどうぞ。



購入先(2010.8.7追記)
具体的な購入先については、先方に迷惑がかかることを怖れて敢えてエントリー本文には明記せず、コメント欄で質問を頂くたびに個別にメールでお伝えするようにしてきました。
しかしながら最近になってコメントが付いたのを見落とし一ヶ月以上放置してしまうという失態を繰り返してしまったため、方針を変更して公開してしまうことにしました。既に5年近く前の話なのでそろそろ時効だろうとも思いますし…
というわけで、以下、質問を頂くたびに皆さんにお送りしていたメール本文のコピーです。

結論から先に書くと岡村製作所から直接に買ったことになります。

余り参考にはならないかもしれないのですが、いきさつは下記の通り。



1.ネットショップで見積もりをとった

ネット上の某ショップから見積もりをとったところ¥281,250(税・送料・クルーズ組立費込)という回答を得ました。これはネット上公表されていない価格です。メールで問い合わせしないと教えてくれない。他にもいろいろ問い合わせしましたが、結局これが最安値でした。



2.岡村製作所からも見積もりをとった

通販での購入が幾分不安だったので、自宅の近くに取り扱っている販売店がないかと岡村製作所の営業所に問い合わせたところ、この製品は特殊なので、販売店を通さずにうちから直接買ってくれと言われた。

見積もりをとったところ回答が¥293,790(税・送料・クルーズ組立費込)。



3.岡村製作所と価格交渉(瓢箪から駒

岡村製作所の営業所に電話をかけて「もっと安くならないのですか、自分の手元にはもっと安い見積がありますよ」と聞いたところ、先方の営業マンはいたく心外そうな声で「えっ、そんなはずはない」とのこと。こちらもちょっとムッとして「そんなはずはないって、実際自分の手元にはもっと安い見積があるんです」と語気を強めたところ、先方も売り言葉に買い言葉みたいな感じで「じゃあ、いくらならいいですか?」。

本当はざっくり一万五千円引いてもらえればこちらとしては文句がないのですが、どうせだからさばを読んでやれと「2万円」と言ったらあっさり通って¥272,790になってしまいました。(値引きの額がピッタリ2万円でないのは、こちらが税込価格で話しているのに対して、先方の営業マンがあくまで税抜き価格で話すことにこだわっていたため。)



というわけで、この価格で買えたのはかなり偶発的な感じです。



いずれにせよ、見積を色々とった上で、最寄りの取扱店を教えてくれという名目で岡村製作所に問い合わせてみるのが一番だと思います。上手くすれば私のように販売店を通さず直接買ってくれと言う話になって、上記のような価格交渉に持ち込めるかもしれません。



尚、ブログに書いたアトラスとクルーズの単価は、後から来た請求書に記載してあった内訳で、余り意味はないはずです。あくまでトータル金額で話を進めていました。



それから、安く買っておいてこんなことを書くのも何なのですが、高い買い物だからこそ、価格にこだわりすぎないで、後の面倒をしっかり見てくれそうなところを選んだ方がいいように思えます。自分の場合も、最初に届いた時点で座面のがたつきがあって青ざめたのですが、営業マンに話したら嫌々ながらも(←買いたたいたので快く思われていない)すぐに引き取ってくれ、万全な状態で戻ってきました。ここら辺がメーカーから直接買った強みです。



ついでに、現行のクルーズより少し安い省スペース型のクルーズが発売されるという話があるようです。ご存知でしょうか?

創和オカムラ専門店 業務日報ブログ 2006.11.24

http://sowa-since1976.blog.ocn.ne.jp/baron/2006/11/post_f4ba.html



最後に、クルーズ&アトラスを使用し始めてから一年になりますが、少なくとも自分にとってはいい買い物だったと一年後の今でも実感しています。一年使用してみて納得がいったのですが、体重を背中全体で分散して支えるというのがこの製品のポイントのようです。そのため、長時間パソコンに向っていても疲れが格段に少ない。おかげで普通の椅子だと一時間もしないうちに尻が痛くなる体質になってしまいました。その意味ではお薦めできる製品です。



以上、長々と書いてしまいましたが、ご参考まで。


編集履歴:2006.01.28下書アップロード、2006.01.29脱稿、2006.01.31加筆訂正

*1:受験期の娘に個室を取り上げられた。

*2:ただし下にも述べるよう、アトラスにランバーサポートのオプションを付けることを個人的には強く推奨します。

*3:自分はぎっくり腰を2回も経験した腰痛持ち

*4:それとモニターの位置を充分高いところに動かせるようアームの長さに余裕があることも重要。

*5:確か2chだったような気がするのですが、スレッドが流れてしまってもう見つからないかも…