関東平野の中心で愛を叫んだ自転車乗り

関東平野の中心点(と勝手に自分が思い込んでいる窪地)に自転車に乗っていってきた。
走行距離70キロ。所要時間約6時間。
東に筑波山、西に地平線に没する太陽を望む真っ平らな地面の真ん中だった。
関東平野は広い…


経路等についてはこちらのアルプスルートを参照のこと。
アルプスルート



一応貼っておくが、下記のグーグル・マップは今回不調。距離が長すぎたのか、経路が途中までしか表示されず、動作ものろくて調子が悪い。
グーグルマップ

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今回一番驚いたのは越谷レイクタウン
草加市を抜けて越谷市に入った辺りで気がつくと、先ほどまで続いていたはずの工場と民家の連なる街並みが消えてしまい、いつの間にか何もない原っぱの真ん中を走っていた。
古利根川と古荒川の合流点の南側だ。本来であればことあるたびに川が氾濫して水面下に沈む手の着けられない荒れ地であったに違いない。
川を跨ぎ越す橋の上から眺めれば360度の視界が開ける。東に筑波山、西に富士山。辺りにひとけはなくて空だけがやたらに広い。これが関東平野の「原風景」なのではないかと思った。
この雄大な「原風景」の中に突如として巨大なショッピングモールが現れる。好奇心に駆られて足を踏み入れてみると映画版『下妻物語』で荒川良々が言っていたように「バカだな、おめぇ、ジャスコはスーパーなんてもんじゃねぇんだ」だった、本当に…